— ドライバーの性別で業務内容や求められる仕事の質に差はありません。例えば安全のため、毎日の点検や洗車、グリスアップなどの日常整備はドライバー自身がやらなければいけません。たとえ苦手なことでも自分から積極的に先輩ドライバーに聞き、早く覚えられるようつとめています。それから運転中はもちろん１人での仕事ですが、現場での声かけなど、周りで働く人たちとの良好なコミュニケーションも大切です。

— 女性でこれからドライバーになりたいという人にとって、仕事と家庭を両立できるか心配もあると思います。基本的に朝が早い仕事ですので、私の場合、毎日の家事は夕方帰ってからまとめてやっています。夜のうちに翌日の朝食やお弁当の用意をしておいて、翌朝の手間を減らすような工夫も大事ですね。この会社では、育児など家庭の事情でどうしても急に休まなければならないような場合に、上司に相談しやすい雰囲気があり助かっています。

— 建設や運輸業界で働く女性が少しずつ増えているとはいえ、全体的に見ればまだまだ男性が中心です。気軽にできる仕事ではないのは確かですが、好きなら挑戦する価値のある仕事だと私は思っています。大型ドライバーに興味を持っている女性は意外にいるようですし、うちの会社としても積極的に女性を採用したいと言っているので、これから仲間が増えていくと嬉しいですね。