ー ダンプドライバーの業務は主に、砕石など建設現場で使う資材とか、工事で発生した土砂の輸送です。土木工事では大量に資材を使いますし、掘ったりするのも大規模なので、何台ものダンプで何度も往復します。ダンプが無いと工事が進まないのでドライバーは大事な仕事です。その時担当する現場によって全然違いますが、遠いところの現場だと始業に合わせて朝早く出発します。大変か？って聞かれれば最初はそうかもしれませんが、好きでやっている仕事ですし、すぐ慣れるので苦には感じないですね。

ー 「良いドライバーとは何か？」ですか…。運転技術の高さや安全管理はもちろんなんですが、そのほかにも周りのことを考えた運転ができる人間でしょうか。例えば燃料やタイヤは運転の仕方によって消耗度がかなり違ってきます。会社からしたら経費が余計にかかるのは避けたいですよね。私もそういったことはできる限り意識して運転しています。「自分はこれで飯を食っているプロなんだ」という自覚をもって誇れるような仕事をしたいですね。

ー 先輩方や仲間から一目置かれるドライバーになりたいです。「あいつはいいな、頼りになるな」と褒められるように成長したいです。そのためには第一に安全運転ですね。当たり前ですが事故を起こしたい人なんていません。でも慣れとかで「リスクはどこにでもある」ってことを忘れると危ないんだと思います。毎日毎日のことなので、常に意識するよう気をつけています。

ー ドライバーはいま若手が少ないんで、これから自分たちの時代が来ますよ。まあその前に「お前らになら任せても大丈夫だな」って言ってもらわなきゃならないんですけど（笑）。運転が好きとか、大型車両が好きとか、それに加えて「チームプレーは楽しい」と思える人がダンプ乗りに向いているんじゃないでしょうか。この会社は先輩方とも話しやすい環境ですし、経験が少ないところから入社した人間にもちゃんと教えてくれるので安心だと思います。ダンプドライバーは世の中の役に立つ仕事なので、興味を持つ人が増えてくれると嬉しいですね。